イベントのお知らせ

公開天文台

※公開天文台は終了しております。(2010年4月10日(土)~11日(日)に開催されました)


2010年4月10日(土)と11日(日)、およそ250本のソメイヨシノがほぼ満開と咲き誇る中、第1回「公開天文台」(茨城大学宇宙科学教育研究センターおよび国立天文台水沢VLBI観測所茨城局の特別公開)が茨城大学主催、国立天文台共催、高萩市、日立市、高萩市教育委員会、高萩市観光協会の後援で開催されました。天候にも恵まれ、来客者数は2日間で2000名程度と大盛況の内に終了いたしました。

アンテナ見学は、開始時刻には100人程度が列をなし、その後も列が途切れることがありませんでした。4次元シアター上映は、倉庫を改造した会場で行われ、こちらも開場時には毎回入場待ちの行列ができました。ホールでは、国立天文台柴田克典准教授による講演「電波で見る宇宙」、サイエンスカフェ「宇宙への夢」、親子科学体験教室「星の結晶づくり」が行われました。サイエンスカフェでは、自然科学研究機構武田隆顕専門研究員が4次元が4次元シアター上映を交えたお話「Mitakaで宇宙を体験しよう-地球から宇宙の果てまで-」をされた後、武田氏、柴田氏、茨城大学横沢正芳教授、茨城大学中村真毅準教授の4名が、来場者の質問に答えました。いずれも、定員100名程度のホールに立ち見が出る程の盛況ぶりでした。その他にも、茨城大学の宇宙関係研究者による研究成果展示、パラボラアンテナ模型、宇宙グッズの販売などが行われました。
(国立天文台ニュース:2010年6月号米倉覚則記事より一部を抜粋)