宇宙科学教育研究センターのホームページへようこそ。

日立市と高萩市に跨った小高い丘の上にある茨城大学宇宙科学教育研究センターは、国立天文台の口径32mの宇宙電波望遠鏡2基を使って宇宙からやってくる電波をとらえ、星の誕生や銀河の活動と進化を研究します。数100mの距離に大口径電波望遠鏡が2基あるのは世界的に他に例がなく、高感度な電波望遠鏡システムを構築する計画を進めています。ここにある宇宙電波望遠鏡は、北関東に集積する大口径のアンテナ群および北海道から岐阜・山口・鹿児島・沖縄・父島に亘って展開する日本のアンテナ群とまた中国・韓国のアンテナ群と連動した同時観測(超長基線電波観測)により世界的にも優れた宇宙研究の拠点となります。本センターは、2009年に国際電気電子学会(IEEE )から産業技術遺産(Milestone)の認定を受けた衛星通信の発祥の地にあります。科学技術の歴史あるこの地において、宇宙の学習教育をはじめ、広く科学教育や地域貢献の活動が展開されます。